夏100回を迎える甲子園。語り継がれる名勝負がある。第61回大会の上尾対浪商戦だ。浪商には、エース牛島和彦、主砲ドカベンこと香川伸行のバッテリーを擁して西の横綱、優勝候補と呼ばれていた。上尾は、下手投げのエース仁村徹を擁し東の横綱と呼ばれていた。
(朝日新聞2018年5月24日埼玉版)
9回表まで上尾が2-0とリード。優勝候補浪商を完璧に抑える仁村。2死まで追い込む。土壇場でエース牛島和彦に同点HRを浴び延長で上尾は敗れた。
エピソードは続く、対戦した牛島と仁村は後に中日ドラゴンズでチームメイトとなる。
仁村徹さんは、上尾高校野球部の憧れの大先輩である。私が中学1年の時、この試合にくぎ付けになった。おそらくこの試合を見て、上尾高校へ進学をして野球をやろうと決めた中学生は多い。
仁村さんは、東洋大学から投手としてドラフト2位で中日ドラゴンズに入団する。投手として1勝をするも、打者に転向し、中日ドラゴンズの中心選手として活躍した。主にセカンドを守っていた。当時、落合博満、立浪和義、彦野利勝らと共に星野ドラゴンズを支えた。その後、ロッテでプレーし楽天でコーチを務めた。
(埼玉新聞2017年12月20日)
母校で話をしてくれた仁村さん、懐かしくグウランドを眺め、富士山を眺め天気を予測した。プロの目線は違う。
(上尾高校野球部60周年記念式典にて仁村さんと)
投稿者プロフィール

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埼玉県上尾市で税理士法人キャンバスの代表をしています。
西上尾コンドルズスポーツ少年団の代表をしています。
拓殖大学商学部非常勤講師を務めています。
埼玉県立上尾高等学校野球部出身です。
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